初期セットアップガイド
SURP MDMを初めて導入する際の初期設定手順を説明します。システム管理者・テナント管理者向けのガイドです。
📋 概要
SURP MDMの初期セットアップは、以下のステップで進めます。所要時間は約30分〜1時間です。
セットアップの流れ
- テナントの作成(System Admin のみ)
- 管理者アカウントの作成
- 基本設定(テナント情報、通知設定)
- ユーザーの招待
- 最初のマスター定義を作成
- データの投入
🎯 前提条件
必要な情報
- 組織情報: 会社名、テナントID
- 管理者情報: 氏名、メールアドレス
- サブスクリプションプラン: Free, Starter, Professional, Enterprise
🚀 ステップ1: テナントの作成
対象: System Admin(SaaS運営者)のみ
テナントは、各企業の独立した環境です。
1-1. テナント作成
-
System Admin アカウントでログイン
-
管理 > テナント を開く
-
「新しいテナントを作成」 をクリック
-
以下を入力:
- テナントID:
acme-corp(英数字、ハイフン、アンダースコアのみ) - テナント名:
株式会社アクメ - サブスクリプションプラン:
Professional
- テナントID:
-
「作成」をクリック
1-2. 初回管理者の招待
- 「管理者を招待」 をクリック
- 管理者のメールアドレスを入力
- 招待メールが送信されます
👤 ステップ2: 管理者アカウントの作成
対象: テナント管理者
2-1. 招待メールを確認
- 管理者のメールボックスを確認
- 件名「SURP MDMへの招待」のメールを開く
- 「アカウントを作成」 リンクをクリック
2-2. パスワード設定
-
以下を入力:
- 氏名:
山田太郎 - パスワード: 8文字以上、英数字記号を含む
- パスワード(確認): 同じパスワードを再入力
- 氏名:
-
「アカウントを作成」をクリック
2-3. ログイン
- 自動的にダッシュボードにリダイレクトされます
⚙️ ステップ3: 基本設定
3-1. テナント情報の設定
-
設定 > テナント設定 を開く
-
以下を確認・編集:
- テナント名: 会社名
- タイムゾーン:
Asia/Tokyo - 言語:
日本語
-
「保存」をクリック
3-2. 通知設定
-
設定 > 通知設定 を開く
-
以下を設定:
- 承認リクエスト通知: ON(推奨)
- データ変更通知: ON(任意)
- システム通知: ON(推奨)
-
「保存」をクリック
👥 ステップ4: ユーザーの招待
4-1. ユーザーを招待
-
ダッシュボード > ユーザー を開く
-
「ユーザーを招待」 をクリック
-
以下を入力:
- メールアドレス: 招待するユーザーのメール
- ロール:
EditorまたはViewer
-
「招待」をクリック
4-2. 複数ユーザーの一括招待
CSVファイルで複数ユーザーを一括招待できます。
CSV形式:
email,role,display_name
[email protected],Editor,山田太郎
[email protected],Viewer,佐藤花子
[email protected],Editor,田中次郎
- 「CSVで招待」 をクリック
- CSVファイルを選択
- 「アップロード」をクリック
📊 ステップ5: 最初のマスター定義を作成
5-1. マスター定義の作成
例: 部署マスターを作成します。
-
ダッシュボード > マスター定義 を開く
-
「新しい定義を作成」 をクリック
-
以下を入力:
- マスタータイプ:
department(英数字のみ) - 表示名:
部署マスター
- マスタータイプ:
-
「フィールドを追加」 をクリック
5-2. フィールドの追加
以下のフィールドを追加します:
| フィールド名 | 表示ラベル | タイプ | 必須 | ユニーク |
|---|---|---|---|---|
departmentCode | 部署コード | string | ✓ | ✓ |
departmentName | 部署名 | string | ✓ | - |
parentDepartment | 親部署 | reference | - | - |
manager | 部署長 | string | - | - |
status | ステータス | select | ✓ | - |
ステータスの選択肢:
- 値:
active, ラベル:有効 - 値:
inactive, ラベル:無効
- 「保存」をクリック
📁 ステップ6: データの投入
方法1: 手動でデータを追加
-
ダッシュボード > マスター > 部署マスター を開く
-
「新規作成」 をクリック
-
データを入力:
- 部署コード:
D001 - 部署名:
営業部 - ステータス:
有効
- 部署コード:
-
「保存」をクリック
方法2: CSVインポート(推奨)
複数のデータを一度に投入する場合は、CSVインポートが便利です。
CSVファイルの準備
例: departments.csv
departmentCode,departmentName,status
D001,営業部,active
D002,人事部,active
D003,総務部,active
D004,経理部,active
インポート手順
- ダッシュボード > マスター > 部署マスター を開く
- 「インポート」 をクリック
- CSVファイルを選択
- 「アップロード」をクリック
- プレビューを確認
- 「インポート実行」をクリック
✅ セットアップ完了チェックリスト
以下の項目を確認してください:
テナント設定
- テナント名が正しく設定されている
- タイムゾーンが
Asia/Tokyoに設定されている - 通知設定が有効化されている
ユーザー管理
- 管理者アカウントが作成されている
- 初期ユーザーが招待されている
- ユーザーのロールが適切に設定されている
マスター定義
- 最初のマスター定義が作成されている
- フィールドが正しく設定されている
- バリデーションルールが設定されている(必要に応じて)
データ投入
- サンプルデータが登録されている
- データの表示・検索が正常に動作する
🔧 推奨される次のステップ
1. 追加のマスター定義を作成
部署マスターの次に、以下のマスターを作成することを推奨します:
- 従業員マスター (
employee) - 商品マスター (
product) - 顧客マスター (
customer)
2. 承認ワークフローの設定
データの変更に承認プロセスを組み込みます。
- マスター定義 > 編集 を開く
- 承認設定 セクションで承認を有効化
- 承認者を指定
詳細: 承認ワークフロー
3. APIキーの作成
外部システムとの連携が必要な場合、APIキーを作成します。
- 設定 > APIキー を開く
- 「新しいAPIキーを作成」 をクリック
- スコープを選択(
read,write,delete)
詳細: API利用ガイド
4. Entra ID SSOの設定(Enterprise プラン)
企業のMicrosoftアカウントでログインできるようにします。
⚠️ トラブルシューティング
Q1. 招待メールが届きません
原因:
- 迷惑メールフォルダに振り分けられている
- メールアドレスが間違っている
対処方法:
- 迷惑メールフォルダを確認
- メールアドレスを確認して再招待
- それでも届かない場合はシステム管理者に連絡
Q2. マスター定義の保存に失敗します
エラーメッセージ:
Definition for '{master_type}' already exists
原因: 同じマスタータイプが既に存在している
対処方法:
- 別のマスタータイプ名を使用
- または既存の定義を編集
Q3. CSVインポートでエラーが出ます
原因:
- CSV形式が正しくない
- 列名がマスター定義と一致していない
- データがバリデーションに違反
対処方法:
- CSVファイルを UTF-8 で保存
- 1行目にヘッダー行(列名)があることを確認
- マスター定義のフィールド名と一致させる
詳細: CSVインポート・エクスポート
🔗 関連ガイド
- ユーザー管理 - ユーザーの招待とロール設定
- 動的スキーマ管理 - マスター定義の詳細
- CSVインポート・エクスポート - データの一括登録
- RBAC(権限管理) - ロールと権限の詳細
📞 サポート
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