変更履歴・バージョン管理

SURP MDMは、マスターデータのすべての変更を自動的に記録します。過去の状態を確認したり、特定のバージョンに戻したりすることができます。

📋 変更履歴とは?

変更履歴機能により、以下のことが可能になります:

  • ✅ すべてのデータ変更を自動記録
  • ✅ 誰が、いつ、何を変更したか追跡
  • ✅ 過去のバージョンを確認
  • ✅ 特定のバージョンにロールバック(復元)
  • ✅ 監査証跡として活用

🎯 主な用途

1. 監査・コンプライアンス対応

すべての変更履歴が自動記録されるため、監査時に変更証跡を提示できます。

  • 金融業界のSOX法対応
  • 個人情報保護法対応
  • ISO27001対応

2. 誤操作からの復旧

誤ってデータを変更・削除してしまった場合、すぐに元に戻せます。

  • ワンクリックでロールバック
  • データ復元作業の時間を大幅削減

3. データ変更の追跡

データがいつ、誰によって、どのように変更されたか追跡できます。

  • トラブルシューティング
  • データ品質管理
  • 業務フロー改善

📊 変更履歴の確認方法

ステップ1: マスターデータ詳細画面へ移動

  1. ダッシュボードから「マスターデータ」をクリック
  2. 対象のマスターを選択
  3. 履歴を確認したいデータ行をクリック

ステップ2: 履歴タブを開く

詳細画面の「履歴」タブをクリックします。

ステップ3: 変更履歴を確認

変更履歴が時系列で表示されます:

📋 表示される情報
  • v1
    バージョン番号 - 最初の作成時は v1、更新のたびに増加
  • 👤
    変更者 - 誰がデータを変更したか
  • 📅
    変更日時 - いつ変更されたか
  • ✏️
    操作種別 - 作成/更新/削除/ロールバック
  • 💬
    変更理由 - 入力された変更理由(任意)

🔍 変更差分の確認

Before/After比較

各バージョンをクリックすると、変更内容の詳細が表示されます:

表示例:

価格
  変更前: 98,000円
  変更後: 89,800円

カテゴリ
  変更前: 電化製品
  変更後: セール対象商品

データスナップショット

変更時点のデータ全体も確認できます:

  • JSON形式でデータ全体を表示
  • 折りたたみ表示で見やすく
  • コピー可能

⏮️ ロールバック(復元)機能

ロールバックとは?

過去の特定のバージョンにデータを復元する機能です。

ロールバックの手順

⚠️ 重要な注意事項

ロールバックは元に戻せません。実行前に現在のデータを確認してください。

ステップ1: 復元したいバージョンを選択

変更履歴一覧から、復元したいバージョンを探します。

ステップ2: データ内容を確認

バージョンをクリックして、復元後のデータ内容を確認します。

ステップ3: ロールバック実行

  1. 「このバージョンに戻す」ボタンをクリック
  2. 確認ダイアログが表示されます
  3. 変更理由を入力(任意)
  4. 「実行」ボタンをクリック

ステップ4: 完了確認

ロールバックが成功すると:

  • データが指定バージョンの状態に復元される
  • 新しい履歴が作成される(v10 → v11など)
  • 変更履歴は保持される(削除されない)

ロールバック後の履歴

💡 履歴は削除されません

ロールバックしても過去の履歴は残ります。新しい履歴としてロールバック操作が記録されます。

例:
v1 → v2 → v3(現在)
↓ v1にロールバック
v1 → v2 → v3 → v4(v1の内容に戻す)


🔧 変更理由の記録

変更理由を入力するタイミング

データを更新する際、変更理由を入力できます:

  1. データ編集画面で「変更理由」フィールドに入力
  2. 保存すると履歴に記録される

変更理由のベストプラクティス

✅ 良い変更理由の例
  • 「顧客からの要望で価格を改定」
  • 「在庫数の誤入力を修正」
  • 「部署異動に伴う所属変更」
  • 「システム移行時のデータ統合」
❌ 避けるべき変更理由の例
  • 「修正」(何を修正したか不明)
  • 「変更」(理由が不明)
  • 空欄(後から理由が分からない)

📊 履歴データの活用

監査ログとしての活用

変更履歴をエクスポートして、監査証跡として提出できます:

  1. 履歴画面で「エクスポート」ボタンをクリック
  2. CSV/Excel形式でダウンロード
  3. 監査資料として保管

データ品質分析

変更頻度を分析して、データ品質を改善できます:

  • よく変更されるフィールドを特定
  • 誤入力が多い項目を改善
  • バリデーションルールの見直し

トラブルシューティング

問題発生時、変更履歴から原因を特定できます:

  • いつから問題が発生したか
  • 誰が変更したか
  • どのような変更をしたか

⚙️ 履歴設定(管理者向け)

履歴保持期間の設定

Enterpriseプランでは、履歴の保持期間を設定できます:

  • デフォルト: 無期限
  • カスタム: 1年、2年、3年など

履歴の自動削除

古い履歴を自動的に削除する設定が可能です(Enterpriseプラン):

  1. 設定画面で「履歴保持期間」を選択
  2. 保持期間を過ぎた履歴は自動削除
  3. 削除前に通知
⚠️ 法令遵守の確認

履歴削除の設定前に、業界の法令や社内規定で必要な保持期間を確認してください。


💡 Tips

重要な変更前にバックアップ

大規模な変更を行う前に、現在のデータをエクスポートしておくと安心です。

定期的な履歴確認

月次で変更履歴をレビューすることで、不正な変更を早期発見できます。

変更理由の必須化

マスター定義で「変更理由を必須」に設定できます:

  • 変更理由の入力を強制
  • 監査対応の強化

📚 関連ページ

📊 マスター管理

マスター定義の作成、フィールド設定

マスター管理ガイドへ →

✅ 承認ワークフロー

データ変更の承認プロセス設定

承認ワークフローへ →

📥 CSVインポート

一括データ登録と履歴記録

CSVインポートガイドへ →

🔒 アクセス制御

役割ベースのアクセス権限設定

RBACガイドへ →