AI Agent(自律型エージェント)

自然言語でマスター定義の作成・更新やデータ分析を自動実行する自律型AIエージェント機能です。

概要

AI Agentは、あなたの指示を理解し、複数のツールを組み合わせて自動的にタスクを実行します。マスター定義の作成や更新、データ分析など、複雑な操作を自然言語で依頼できます。

例:「従業員マスターに退職日フィールドを追加して」と入力するだけで、AI Agentが自動的にフィールドを追加します。

使い方

1. AI Agentページを開く

  1. サイドバーから「AI Agent」メニューをクリック
  2. AI Agentの操作画面が表示されます

2. 質問を入力

画面中央のテキストエリアに、やりたいことを自然言語で入力します。

入力例

マスター定義の作成:

  • 「カオナビと連動できる構造の従業員マスター定義を作成して」
  • 「書籍管理用のマスター定義を作って」
  • 「商品マスターを作成して、商品コード、商品名、価格、カテゴリのフィールドが必要」

マスター定義の更新:

  • 「従業員マスターに退職日フィールドを追加して」
  • 「商品マスターの価格フィールドをdecimal型に変更して」
  • 「顧客マスターから旧住所フィールドを削除して」
  • 「書籍マスターに表紙画像フィールドを追加したい」

データ分析:

  • 「今月の売上トップ5を表示して」
  • 「従業員数を部署別に集計して」
  • 「今月の営業成績と先月を比較して」

3. 実行を開始

「送信」ボタンをクリックすると、AI Agentが処理を開始します。

4. 実行状況を確認

画面にリアルタイムで進捗が表示されます:

  • プラン生成中: AI Agentが実行計画を立てています
  • ステップ実行中: 各ツールを実行しています
  • 完了: タスクが完了しました

各ステップの詳細(使用したツール、実行結果)も確認できます。

5. 結果を確認

実行が完了すると、最終的な結果が表示されます。

マスター定義を作成・更新した場合、すぐに「マスター定義」ページで確認できます!

AI Agentができること

マスター定義の作成

新しいマスター定義を自動設計して作成します。

:

ユーザー: "カオナビと連動できる従業員マスター定義を作成して"

AI Agent:
1. 必要なフィールド(社員番号、氏名、部署、入社日など)を自動設計
2. 各フィールドの型や必須・ユニーク制約を設定
3. マスター定義を作成

結果: 13フィールドを持つ従業員マスター定義が作成される

マスター定義の更新

既存のマスター定義にフィールドを追加・変更・削除します。

フィールド追加の例:

ユーザー: "従業員マスターに退職日フィールドを追加して"

AI Agent:
1. 既存の従業員マスター定義を取得
2. 退職日フィールド(date型、任意)を追加
3. 定義を更新

結果: 退職日フィールドが追加される

フィールド型変更の例:

ユーザー: "商品マスターの価格フィールドをdecimal型に変更して"

AI Agent:
1. 商品マスター定義を取得
2. priceフィールドの型をdecimalに変更
3. 定義を更新

結果: 価格フィールドがdecimal型になる

フィールド削除の例:

ユーザー: "顧客マスターから旧住所フィールドを削除して"

AI Agent:
1. 顧客マスター定義を取得
2. 旧住所フィールドを削除
3. 定義を更新

結果: 旧住所フィールドが削除される

データ検索・分析

マスターデータの検索や統計分析を実行します。

検索の例:

ユーザー: "営業部の従業員を表示して"

AI Agent:
1. 従業員マスターを検索
2. 部署が「営業部」のデータをフィルタ
3. 結果を表示

結果: 営業部の従業員一覧

統計分析の例:

ユーザー: "従業員数を部署別に集計して"

AI Agent:
1. 従業員マスターからデータを取得
2. 部署ごとにグループ化
3. 件数を集計
4. 結果を表示

結果: 部署別従業員数

比較分析の例:

ユーザー: "今月の営業成績トップ5を過去3ヶ月の平均と比較して"

AI Agent:
1. 今月の営業成績を取得
2. 過去3ヶ月の営業成績を取得
3. 各担当者の平均を計算
4. トップ5を抽出して比較
5. 結果を表示

結果: 比較分析レポート

データエクスポート

検索結果をCSV、JSON、Excelでエクスポートします。

ユーザー: "営業部の従業員データをCSVでエクスポートして"

AI Agent:
1. 営業部の従業員を検索
2. CSV形式でエクスポート
3. ダウンロードリンクを生成

結果: CSVファイルのダウンロードリンク

利用可能なツール

AI Agentは以下のツールを自動的に使い分けます:

  1. query_master - マスターデータの検索
  2. calculate - 計算処理
  3. analyze_stats - 統計分析
  4. compare_data - データ比較
  5. validate_integrity - データ整合性チェック
  6. query_history - 変更履歴の照会
  7. export_data - データエクスポート
  8. create_master_definition - マスター定義作成
  9. update_master_definition - マスター定義更新

どのツールを使うかは自動判断されるので、ツール名を覚える必要はありません!

対応するフィールドタイプ

マスター定義の作成・更新では、以下のフィールドタイプに対応しています:

  • string: 文字列(短いテキスト)
  • text: テキストエリア(長いテキスト)
  • number: 整数
  • decimal: 小数
  • date: 日付
  • datetime: 日時
  • time: 時刻
  • email: メールアドレス
  • tel: 電話番号
  • url: URL
  • select: 選択肢(単一選択)
  • multiselect: 複数選択
  • radio: ラジオボタン
  • checkbox: チェックボックス
  • boolean: 真偽値
  • json: JSON
  • file: ファイル
  • image: 画像
  • reference: 他マスター参照
  • color: カラー

実行履歴

AI Agentの実行履歴は自動的に保存されます。

履歴の確認方法

  1. AI Agentページの「実行履歴」タブをクリック
  2. 過去の実行一覧が表示されます

履歴の詳細

各実行履歴には以下の情報が含まれます:

  • 実行日時: いつ実行されたか
  • クエリ: どんな指示を出したか
  • ステータス: 成功/失敗
  • ステップ数: 何ステップで完了したか
  • 実行時間: 処理にかかった時間
  • 使用ツール: どのツールを使ったか

履歴の再利用

過去の実行履歴から、同じクエリを再度実行できます。

制限事項

最大ステップ数

1回の実行で最大10ステップまで実行できます。それを超える複雑なタスクは、複数回に分けて実行してください。

リトライ回数

ツールの実行が失敗した場合、最大2回まで自動的にリトライします。

タイムアウト

長時間かかる処理はタイムアウトする場合があります。その場合は、タスクを分割して実行してください。

よくある質問

どんな質問ができますか?

マスター定義の作成・更新、データ検索、統計分析、データエクスポートなど、マスターデータ管理に関するタスクを自然言語で依頼できます。

エラーが出た場合は?

エラーメッセージを確認して、質問を言い換えたり、より具体的に指示してみてください。

既存の定義を誤って変更してしまったら?

変更履歴から以前のバージョンに戻すことができます。詳しくは「履歴管理」のヘルプを参照してください。

作成されたマスター定義を後で編集できますか?

はい、「マスター定義」ページから通常通り編集できます。

複雑なタスクはどう依頼すればいいですか?

できるだけ具体的に、1つのタスクごとに依頼してください。複数のタスクがある場合は、順番に実行することをおすすめします。

AI Agentはどのように学習しますか?

過去の成功事例を記憶し、似たようなタスクでより効率的に実行できるようになります。

技術情報

AI AgentはReAct(Reasoning + Acting)パターンを採用した自律型エージェントです。

  • LLM: Claude Sonnet 4.5
  • アーキテクチャ: ReActパターン
  • ストリーミング: Server-Sent Events (SSE)
  • メモリ機能: 過去の成功事例から学習

より詳しい技術情報は、開発者向けドキュメントを参照してください。